どこを切り取っても

はてなブログのうまい使い方ってのは分からんですね。
自分が見てるブログはタメになることばっか書いてあって、こんなまとまりのないただ吐き出すだけのブログが存在してていいのかという気持ちになります。



昨日、友達に誘われてTEAM6gさんの『Melody』というお芝居を見てきました。シアターグリーンBOXinBOXで12日までやってるみたいです。

http://team6g.com/info/index.html#melody

誘われないと見ないだろうなという感じでした。悪い意味でなく。

チラシのビジュアル通りあったかい劇でした。
田舎の民宿が舞台のお話なんですが、皆んなアホなってくらい優しいし他人思いだし、登場人物のひとりが「もっと自分のこと考えろよ」って言ってたんですがほんとその通りで、皆さん煩悩どっか置いてきたんですかみたいな。それは言いすぎか。


ちょろっとネタバレなのですが、最後の方で主人公が若年性アルツハイマーになってしまうんですよ。それで好きな人のことを忘れてしまって、でもその人が歌ってた歌をふと口ずさむという、もうこれは泣いてくださいってなシーンがあったんですが、昔ならそんな手に引っかかるかくらい思ってたんでしょうけど、素直に愛の力だなあなんて思いながら泣いてしまいました。

このお芝居、舞台が田舎で、出てくる人が方言喋ってて、なんやかんや家族の困難を乗り越えて、でも病気になってしまうけど、愛の力は強いですという、感動ハートフルオンパレードな劇で、そういうの自分じゃ多分見に行かないんですよ。嫌いではないけど、そういう感情が確実にここに帰結するだろうなみたいな劇よりも、観る前はドキドキ不安で観てる間にいろんな気持ちでグチャグチャになるような劇の方が、なんとなく効用が高そうに見えてしまうんですね。頭でっかちっぽいですね。その癖グチャグチャすぎると咀嚼できなくなってパンクするという。我儘だな。だから、今回誘ってくれた友達には感謝してます。こういう機会が無いと自分が集めてきたのはやっぱり似通ってしまうので。

あと、客層が、若い人も多かったんですけど、年配の方も多かったですね。ああいう芝居は老若男女問わず広くに受け入れられるのだろう。そういう需要もあるのだなと。混沌だけが芝居ではないと、わかりやすさも大事だと、改めて感じました。

休憩なしで2時間という割と長尺でしたが、飽きることはなく最後まで楽しんで見れるいいお芝居でした。ただ一つ、役者を目指して東京に出てった弟が彼女妊娠させて逃げ帰ってくるところがあるんですが、それでもみんなが優しく迎え入れるのはなんか腹立ちましたね。げんこ1発くらいぶち込まれてもいいんではなかろうか。「私が彼の夢を邪魔しちゃったんです!」とか言って泣いてる彼女さんもビンタ食らわせて正気に戻れって言いたくなりました。以上。