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せめてわたあめくらいには


言葉にすることが苦手だ。

時は遡り小学六年生、中学入試の勉強をしていた私は物語文問題が嫌いだった。○○くんは何を感じていたかだの△△さんはなにを考えていたかだのは知ったこっちゃない、本人に聞いてくれというスタンスの私は、模試に物語文が多く出る時は決まって成績が悪かった。私が第一志望の中学校に入れたのも、配点の高い長文記述が小論文の分野で出たからにほかならないとさえ思う。

そんな私が今は演劇を志している。進んで感情を文字にしようとしているわけだ。なんてこった。

言葉にすることが苦手だ。
ほかの言葉で言い換えたり、適切にまとめたりというのはなんとかなる。そうではなくて、行間に感じたなんとも言えない感情をうまく言葉にうつしたり、見たものがどう好きでどう嫌いかを的確に説明したり、そういうのが苦手だ。ひとえに語彙力不足といえばそうなのかもしれない。励め私。

だがしかしそれではいけない。
演劇をやる時に、感覚でやってしまうのはつまり、お客様にとって良くない出題者だ。ただでさえ私と貴方で物事を共有するのは難しいというのに、提供する側があやふやでは受け取る側も雲をつかむような気になろう。

そんなわけでこのブログを始めることにした。これは、私の中のふんわりとした何かを言葉に落とし込もうという試みの結果である。

なんて高尚そうな言葉を並べられるのは今回だけだと思いますからどうぞ許してください。